人工透析

豊富な経験と実績で最先端の血液透析治療

血液透析治療とは、機械を使って血液を一度外部へ出し、血液中の老廃物や不要な水分などをろ過して、きれいな血液を体内へ戻す治療です。当院では、昼間と夜間の1日2回の血液透析治療を行っています。1972年に当院を設立した当初から、血液透析治療を行ってきた実績をもとに、すべての患者さまに安心した治療を提供いたします。
また、最新の透析装置を導入し、全ベッドオンラインHDFに対応しています。

透析数39床完備。治療中には手作りの食事を

透析治療は長いお付き合いです。生活の一部として、なくてはならない治療ですので、患者さまになるべくリラックスして過ごしていただける空間づくりに力を入れています。また、院内にはキッチンを備え、透析治療中に栄養士が考えた食事をお召し上がりいただけます。温かい家庭の味をご提供することは、院長のこだわりでもあります。


透析室

臨時透析治療も受け付けています

瀬田クリニックでは、透析患者さまが旅行や出張などで滋賀県内に来られる際に、臨時透析治療先として受け入れが可能です。
必要な方はまずお電話にてご相談ください。


フットケア


瀬田クリニックでは、「患者さんの足を守ろう」をスローガンに2017年より透析、糖尿病、高齢者さまを中心にフットチェック(フットケア)を毎月、実践しています。

足のケアを怠ると転倒の危険が増え骨折をしたり、また小さな傷から足を失いADL(日常の生活するための動作)の低下につながりやすいため、フットケアはとても重要です。瀬田クリニックでは専門的な知識・技術を習得したフットケア指導士の有資格者を中心にスタッフと共に患者さんの足を日々守ることに努めています。


担当スタッフ

宗方耕造  フットケア指導士 看護師 透析技術認定士 糖尿病重症化予防研修終了 


足の状態を診て、その時の最善の方法を考えています。足のトラブルは2017年以降、飛躍的に足のトラブルが減っています。また、足の状態に合わせ連携病院へ紹介することも積極的に行っています。

フットケア指導士

瀬田クリニックで行っているフットケア

爪切り(削り)

ドイツ製の爪用グラインダーを使用し、厚くなった爪や曲がた爪の処置を状況に応じて行っています。また、削粉や菌を飛散させない工夫もしています。

DPN(神経伝導検査)

糖尿病性末梢神経障害が進行すると、自覚症状なく潰瘍や壊疽を発症することがあります。その為、当院では神経伝導検査装置(HDN-1000)を使用しスクリーニングを実施しています。

JCT
クリン
DPN

ABI/CAVI

ABI(エービーアイ)は下肢動脈の狭窄・閉塞を評価しPAD(ピーエーディ)の早期発見することができます。PAD(末梢動脈疾患)は、心血管疾患や脳血管疾患など他臓器障害との合併が多く見られることからも、早期発見が重要です。

CAVI(キャビィ)は大動脈を含む「心臓(Cardio)から足首(Ankle)まで」の動脈(Vascular)の硬さを反映する指標(Index)です。当院では定期的にABI/CAVIの検査を実施しています。




たこ(胼胝)/うおのめ(鶏眼)

たこ・うおのめの原因は様々ありますが、肥厚が進むと歩行障害、足潰瘍の原因になることもあるため、注意が必要です。当院では担当者が専用の器具を使い処置を行っています。感染のリスクが高い糖尿病の方の自己処置はお勧めしません。

フットケア指導士